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硫酸アルミ分離装置

アルマイト液の延命化

硫酸アルミ分離装置

アルマイト処理に伴い、電解液中に溶け出すアルミニウムが硫酸アルミとなり、必要な遊離硫酸が減少すると共にアルミ濃度が増大することにより、アルマイトの品質が一定に保てません。

 

そのため、加える電圧を高めたり定期的に浴液の一部を更新している現状です。


本装置を導入することによって、アルマイト処理槽中のアルミ濃度の管理が容易になり、品質安定や新規投入硫酸の削減などのメリットが得られます。


【導入のメリット】

■排水処理費用の削減、特に中和処理に必要な苛性ソーダの減量が可能

■電解液更新時の強酸取り扱い危険性を減少させることが可能

■場合によっては電解液更新作業が不要になる可能性あり

■製品品質・現場の環境改善・コスト削減が期待できます

■硫酸アルミニウム液として凝集剤に転用も可能

 

【装置仕様(STANDARD)性能】

■外形寸法:縦/横/高さ=〔1000/500/1600〕キャスター付

■稼働:20分/サイクル

■処理液量:23L/サイクル

■廃棄液量:23L/サイクル

■アルミ排出量:110~115g/サイクル(浴液中のアルミ濃度が10g/Lの時)

■硫酸回収率:80~85%

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